全国大会まで1ヶ月と1週間

 いよいよ、三重高生研が全面的に取り組む、第49回高生研全国大会2011名古屋大会が1ヶ月+1週間後に迫ってきました。大会応援ブログ「まわしちゃっとしていきゃあ~高生研名古屋大会応援ブログ~」も毎日更新中です。そのためかアクセス数も開設以来4400を超えました。この調子でいけば、昨年のアクセス数更新もあり得そうです。
 で、ですが、参加者申込が伸び悩んでいます。目標最低ラインの150人(150は、大会会計を赤字にしない最低ライン)にまだまだ及ばない状況です。幕の内弁当、注文の関係で7月20日までに達成しなければならない数字です。
 このブログを見られた方は、ぜひ申込の手続きをお願いします。

2011年夏高生研第49回全国大会名古屋大会

テーマ:なぜと問い合える関係性をつくろう
日程8月6日(土)~8月8日(月)
会場大同大学〒457-0819愛知県名古屋市南区滝春町10-3
後援名古屋市教育委員会
全国高校生活指導研究協議会(高生研)

8/6土
全体会Ⅰ講演

格差社会に対抗する若者政策と教育改革
講師宮本みち子(放送大学教授)

全体会Ⅱ基調発題と討論発題者船橋聖一(全国高生研/群馬)
実践記録を書くことの意味

8/7 日
一般分科会
(1)日比野歩(公立高校/HR/LAST KHS!個性の固まり!)

(2)三木啓司(大阪/HR/生徒に言葉が届かない!!からの出発)

午後の分科会
(3)池上聡一(鳥取/学年/学年集団が動く~正副室長の活躍~)

(4)北川智彦(秋田/全校/学校は変わるか?学校フォーラムと四者協議会)

午前・午後通しの分科会
(5)酒田孝(青森/生徒会/一ヶ月だけの演劇部)

(6)中順子(岩手/授業&HR/合言葉は「ぐるり」、そして「パッチギ」~「学び」の意味を
問い直す~)

(7)浅田正登(公立高校/授業/オズの国の生徒たち)

8/8 月
問題別分科会

(1)教育における公共性を問いなおす~学校で政治主体を育てるとは~
松下良平(金沢大学)

(2)シティズンシップ教育における教師のポジショナリティと実践構図
望月一枝(秋田大学)

(3)探究学習を通した高校生のアイデンティティ形成
高橋亜希子(北海道教育大学)

(4)日本語を母語としない子どもの現状と課題時原千恵子(柏中央高校)
伊東浄江(NPO 法人トルシーダ代表)

(5)高校普通科の職業的意義本田由紀(東京大学)

交流会8月6・7日夜にはいくつかの交流会が開かれます。

詳細はhttp://kouseiken.jp/thk3701/Ngoya_osasoi.html
申込用紙はhttp://kouseiken.jp/thk3701/Nadoya_Moushikomi.xls

申込の締め切りは7/20です。

「経営品質と教師の仕事の困難」をテーマに、研究集会6月18・19日

三重高生研の第31回研究集会(6月18・19日、アスト津・三重県)をPRします。

 テーマは『経営品質と教師の仕事の困難』

 三重高生研では、昨年の東海ブロックゼミを行うにあたり、「教師の仕事と職業教育」というテーマで熊沢誠さんを招聘しました。静岡高生研がテープ起こしをして、その講演の内容は高生研の中でもかなり知られるものとなっています。詳しい内容はここでは触れませんが、「教師は今や未組織労働者であると言えます」という言葉が、印象に残っています。

 なぜ、三重高生研が「教師の仕事」というものに着目しているのか?

 理由は、三重高生研に関わる教師に早期退職や病気休養をとるケースが増えていることがあります。高生研の教師だからこそ教師という仕事に対してもクランクに対峙できると分析できるかも知れませんが、体調を崩してしまったり、先の見通しなく辞めてしまうのはそれにはあたりません。おそらくは、三重に限定される状況ではないはずですが、その現実をどうとらえるかは、直面する課題なのです。

 今回の講演者として、学校の経営を率先して進めてこられた方に来て頂きます。進学校で取り組まれたその進路指導の取り組みは、いまや三重県下の進学校に影響しています。「三重県型学校経営品質」というものが県教委主導で進められおり、その功罪も気になるところです。三重高生研としてこの学校の経営に関わる問題を検証すべき対象だと考えました。

 案内についてはこちら

 日程2日目には、名古屋大会基調発題「実践記録を書くことの意味」を本格的に議論します。もちろん、執筆者の船橋さんにも来て頂きます。「教師の仕事」に絡めて、議論したいというのが三重のアプローチの仕方です。